子宮の冷え

子宮の冷えの原因

子宮の冷えの原因は、私たち現代人は、生活習慣で座ることが多いからと言われています。
長時間座っていますと、その体勢は、足の血管を圧迫し、それにより血行が悪くなってしまいます。
また、子宮の冷えによる血流の滞りは、身体に栄養が行き届きにくくなるだけでなく、老廃物も溜まりやすくなり、下半身太りにも繋がります。

子宮の冷えがもたらす健康被害

子宮の冷えをそのままにしておきますと、女性特有の病気を引きおこす原因にもなります。

子宮内膜症

子宮の内部には子宮内膜という薄い膜があります。
それが卵巣から分泌されるホルモンの作用で次第に厚みを増し排卵期でおよそ10mmにもなると言われてます。
月経時になると、この子宮内膜の表面部分がはがれ落ちます。
子宮内膜症は、この子宮内膜が子宮以外の卵巣や、腹膜など違う場所に飛んでしまい、同じように増殖から剥離を繰り返す病気になります。
正常に子宮の内側で、はがれ落ちた子宮内膜は、月経血として腟から体の外に排出されますが、子宮以外の場所で増殖から剥離した子宮内膜は体外に排出されず、それが炎症や痛み、癒着の原因になってしまいます。