生理不順


なぜ生理不順になるのか?


生理の周期を司どっているのは脳です。
脳には生理の周期を調節する神経細胞が存在します。
この神経細胞は、自らの身体に何の異常事態も起きていなければ、生理をほぼ28日周期で規則的に来させるようにコントロールしています。
逆に、自らの身体に何か異常事態が起きると、生理の周期をわざと狂わせます。

例えば、出産後、授乳中は生理が来ない、あるいは不順になる兆候がございます。
これは、この神経細胞の働きの結果です。
授乳していると、プロラクチンというホルモンが上昇します。生理の周期を調節する神経細胞は、このプロラクチンを察知すると、生理の周期をわざと狂わせます。
そして、次の子供をわざと妊娠させないようにします。
出産し子育てている最中に次の妊娠が成立してしまうと、自分の身体が持たないので、わざと妊娠しないように生理の周期を乱します。
つまり、この生理の周期を司る神経細胞は今の私の身体で妊娠しては危険という状況を察知すると生体防御システムとして生理の周期をわざと乱して、妊娠しにくくなっていきます。
つまり、生理の周期がおかしいのではなく、何かしら身体に妊娠するのに好ましくない事態が発生していて、その状況から身を守ろうと正常に反応して、生理をわざと不順にしているのです。