ホルモンバランスの乱れ

エストロゲンとプロゲステロン

 

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2つがあります。

エストロゲンは、女性らしい体を作ったり、子宮内膜を厚くする働きがあります。また脳や筋肉・骨・自律神経の働き・代謝などにも関わっているホルモンなのです。

プロゲステロンは受精卵が子宮内で着床できるよう子宮内の環境を整える働きがあり、着床した後は妊娠継続のために子宮を良い状態に保つ働きをします。

また、体に水分を溜め込んだり食欲を増進させる役割があります。

ホルモンバランスの乱れると、自律神経失調症のような病気に発展してしまうことがありますので注意が必要です。

自律神経は、呼吸や代謝、消化といった、意識してコントロールすることができない体の機能を調整する役割があります。自律神経の乱れは、頭痛や動悸、不眠症、多汗など、さまざまな症状の原因となります。

さらに女性の場合は、月経前症候群や生理不順、不正出血、不妊などの婦人科系の疾患にもつながりかねません。

このような症状を予防するためにも、ホルモンバランスを整えることはとても大切です。