酸化ストレスと不妊との関係

現代人はさまざまなストレスを受けながら毎日を生活しています。ストレスの中で、最近注目されているのが酸化ストレスです。酸化とは、化学的には原子などの物質が水素を奪われる反応のことです。
簡単に言うと、鉄がさびたり、食材が変色するのは酸化作用です。
わたしたちの体も同じように酸化します。その最大の原因が活性酸素と呼ばれるものです。活性酸素は、殺菌作用など身体を守る機能がある一方で、細胞に損傷を与え、がんや生活習慣病などのリスクを高め、老化の原因にもつながることがわかっています。この活性酸素が過剰に増えることを酸化ストレスと言い、男性の機能低下を招く原因のひとつと考えられています。