妊娠しやすい体
妊娠は女性の卵子と男性の精子が結合し、受精卵ができることから始まる。
卵巣から排卵する
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排卵された卵子を卵管が受け取り、卵管で卵子は精子と結合する
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結合した精子が卵子の中に入り受精する
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受精した卵子は成長しながら卵管を移動し子宮に到達する
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子宮の内膜がふかふかになった場所にうまく受精卵がもぐりこむと着床となる
この一連の過程が順調な体が妊娠しやすい体と言えます。卵巣、動きのよい卵管、着床しやすい子宮を持っている女性が妊娠しやすい体といえます。
妊娠しにくい体
一方で妊娠しにくい体とは、卵巣、卵管、子宮が一定の条件を備えていない状態をいいます。
例えば、排卵しにくい卵巣、動きの悪い卵管、内膜が薄くて着床しにくい子宮などは妊娠に向いているとは言い難いです。そのほとんどは成長過程の環境が原因と考えられており、生まれつきこういった悪条件になっているケースはまれです。生まれつきの原因は、卵巣や卵管が1つしかなかったり、子宮が極端に小さかったりということがあげられます」
排卵しにくい卵巣、動きの悪い卵管、内膜が薄くて着床しにくい子宮などは妊娠に向いているとは言えません。そのほとんどは成長過程の環境が原因と考えられており、生まれつきこういった悪条件になっているケースは少ないです。生まれつきの原因は、卵巣や卵管が1つしかなかったり、子宮が極端に小さかったりということがあげられます。
成長過程において妊娠しにくい体を招く要因には、以下のようなものがあります。
◎短期間のダイエットなどの減量により排卵しにくい卵巣になる
◎性行為感染症で卵管が癒着する
◎月経痛のひどい子宮内膜症で卵管が癒着する
◎人工妊娠中絶や手術後の感染などで子宮の内膜が癒着する